軽井沢高原スノーシューガイド
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■入門編−雪あそびしよう
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   ルートの見つけ方
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■スノーシューのための用意
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中級編−山に入ろう

 さて、中級編です。いよいよ本番です。ここで重要なことは、安易な気持ちで山に入らないということです。なるほどスノーシューさえあれば、簡単に山に入れます。エッチラ、オッチラ、息を切らしている山岳会を尻目にスイスイと上れてしまいます。

「なんだ冬山なんて楽勝!」

と思いたくなる気持ちは分からないではありません。でも、油断は禁物です。吹雪で道が消されることもありますし、残地テープや目印が見えなくなり、天地方角さえもわからず、ぐるぐると回って、山小屋から、たった100メートルのところで遭難するということもありえます。冬山と、夏山は、同じ山でも、全く別物であるのです。

 夏山と冬山。

 違いは道のあるなしです。夏山には道があるけれど、冬山には道がありません。そのうえ吹雪と雪崩が容赦なく襲ってきます。雪庇という魔物もいますし、深雪という怪物もいます。滑落事故で大けがすることもあります。ですから、最低限覚えることがあります。です。具体的には、

   ルートの見つけ方
   冬山の技術
   冬山を読む
   気象を読む
   冬山の基本技術

を読んでみてください。

 それから大切なことは、経験者の方や、ガイドさんなどの的確な判断力の背景を学ぶことですね。また、

冬山の基本技術−直登
冬山の基本技術−斜登
冬山の基本技術−横断
冬山の基本技術−下降
冬山の基本技術−その他

を読んで実践し、テクニカルな技を覚えてください。なに、難しくはありません。1時間も歩けば、要領を覚えるはずです。もし、ゆとりがある場合は、ピッケルとストックんを用意して、滑落防止訓練をやるといいですね。


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日本海低気圧 

 低気圧が日本海に入って進む状態を「日本海低気圧」といいますが、この場合は当然、低気圧に近い日本海側の山々は荒天になります。
 しかし、低気圧の中心から離れた太平洋側の山々(中央アルプス、南アルプス、富士山など)はあまり強い影響は受ないのがふつうです。
 八ガ岳などの内陸の山々の天候は、低気圧がどれくらい陸地から離れているか接近しているかで違ってきます。低気圧が日本海沿岸部に近づいて通れば、かなりの悪天候となりますが、日本海中部以北を通れば大きな影響はありません。

低気圧の通過で天候変化

 低気圧はその中心から東に温暖前線を延ばし、西側には寒冷前線を従えているのが普通です。この温暖前線と寒冷前線の南側は、湿った南風が低気圧に向かって吹き込んでいます。
 低気圧が接近すると、まず温暖前線が近づきますが、中級以下の山岳ではおおむね降雨となります。次に低気圧が通過し、寒冷前線がやってきても、その時の気温があまり低くなければ平地(低地)ではせいぜいミゾレや冷雨程度で終わってしまいます。しかし、2度以下の気温になると、低地でも降雪になる確率が高いといえます。


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