軽井沢高原スノーシューガイド
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ルートの見つけ方

 ルートの見つけ方のことをルートファインディングと言います。夏山で道標が整備された登山コースならば、それに従って進めばなんとかなりますが、冬山では、そうはいきません。そこでルートファインディングを行うのですが、ルートファインディングを行うには、まず読図を勉強しましょう。

地図を読もう

 まず、二万五千分の一の地形図を買ってきて、目的の山と、その周辺が、どのような尾根筋と谷筋をつくっているか、頭に叩き込んでおくことが重要です。登る前に山を全て把握しましょう。
 しかし、いくら地図を読んでも、冬山になると景色が一変します。吹雪によって、見えるはずの山が見えなくなったり、大雪が沢筋を一瞬消してしまうようなケースもあります。登山道の登り口さえ分からなくなることもあります。そうなると、頼りになるのが、コンパスと地図を使った読図理論です。

西偏角を確認

 地図を買ってきましたら、右側の欄外、記号が書いてある下の方を見て下さい。 
「磁針方位は西偏約★★★」
と記載してあると思います。

 地図は、北を真上にして記載されています。しかし、コンパスの針は、グリーンランドのあたりをさしています。これを磁北と言います。この北極と磁北との差が「西偏角」と呼ばれているものです。同じ日本でも北へ行くほどその角は大きくなりますので、それぞれの地形図で西偏角を確認し、コンパスで「西偏角」を修正しながら北を割り出す必要があります。もし、「西偏角」を修正しないとどうなるかと言いますと、100m進んだときには約10mの誤差が出てしまいます。

現在地を確認しつつ目標に向かう

 なぜ地図が必要か? つねに現在地を把握するためです。地図とコンパスを使い現在地を確認しながら目標に向かいます。これがルートファインディングの基礎ですが、実際には、ルートファインディングは、とても難しく、経験者およびガイドの方から、丁寧に教えてもらった方が無難です。詳しくは、

冬山の技術
冬山を読む
気象を読む

をよく読んでみてください。

地図のあれこれ

 地形図は、常に使う縮尺を5万分の1か2万5千分の1かどちらかに決めたほうが良いと思います。何故なら、いつも使っている縮尺以外のものを使いますと、感覚的に距離感を誤ってしまう危険性があるからです。

 2万5千分の1は、等高線は10m間隔で引いてあり、標高50mごとに太い線であらわされています。

 5万分の1の地形図では等高線が20m間隔、標高100mごとに太い線であらわされいます。

 5万分の1は1枚で2万5千分の1の地形図4枚分をカバーできるというメリットがあります。

 2万5千分の1は4365枚、5万分の1は1291枚で日本全土をカバーしていますが、それぞれの地形図には名前がついています。準備するときはこの名前で場所を確認して買ってきます。だいたい大きな本屋さんですとこの地図を扱っています。

 また、地形図は右欄外一番下に修正年度が記入してあります。 当然新しい日付の方が新しい情報が記載されています。



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