軽井沢高原スノーシューガイド
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草原・森林限界を歩くコツ

 ここで注意したいのは、気象条件の突然の変化がままあることです。樹林帯を抜けたとたんに1m先も見えないものすごい風雪に襲われることも珍しくありません。嬬恋牧場といった見通しの良い場所で、スノーシューで歩こうとすると、たいていの場合、地吹雪に見舞われて目も開けられなくなります。

 その100メートル奥の吾妻鉱山跡がある場所は、平穏そのものなのに、嬬恋牧場は地獄の様相ということは、よくあるのです。樹林帯にいると、気象の変化になかなか気がつかないのです。

 また、森林限界を超えると木がなくなるわけですから、雪崩の危険も増大します。樹林を出る時に十分な注意が必要です。森と草原では、条件が大きく違ってくるのです。

雪崩の恐怖2

 尾根筋よりも沢の中のほうが危険率が高いと言われます。これは事実そのとおりで、一般的に尾根筋のほうが安全です。

 また、樹林帯と木のない斜面では、当然のことながら樹木が雪崩発生の抑止力になる樹林帯のほうが、木のない斜面と比べて安全性が高いといえます。

 ただし、このことは樹林帯からは雪崩が出ないと約束された訳ではなく、降雪量や雪質、また樹木の密度などの条件によっては樹林帯内で発生した雪崩もいくらもありますので無警戒ではいられません。

 自然発生の雪崩には新雪ばかりでなく、湿潤雪による雪崩もあります。

 たとえば表面や中層部に氷化した部分があるような積雪の上に水分の多い雪が積もったり、大雨が降ったりすると、積雪層内部や地面と接する所を水が流れるようになり、その上の雪が流動しやすくなります。水を吸って雪も重くなり、積雪相互の凍結もゆるみます。傾斜が相当緩い場所でも、そういう条件になった時は発生しやすく、全層雪崩になりやすいものです。

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