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救助の原則

救助のいちばんの原則は、生命を救うことにあります。『山のトラブル対処法』によれば、救助で必要なものは、「人」「技術」「時間」だそうです。

 事故を起こした人は自力で救助する努力が必要です。さらに困難な救助は、救助隊の本格救助に引き継がれます。自力救助と本格救助。この2つがあってはじめて効果的な救助が見込まれるのだそうです。

 しかし、人はいるが何もできないということがないように救助のための技術が必要となってきます。もちろん救助のほかに、救急法と捜索の技術も必要です。というわけで探険者登山者は、自力救助のために、基礎的な捜索、救急法、救助の技術を習得しておく必要があります。
 技術を持った人がいれば、あとは救助時間の問題になります。少しでも早く救助することが大切ですね。

 遭難の統計では、原因の3分の2が転滑落です。というわけで転滑落のための救急法をマスターする必要がありますね。救助技術のほとんどは、事故現場からの、遭難者の搬出であるといってよいですから、以下の登山技術をマスターしたいものです。

  @岩場の登下降
  A懸垂下降
  B登専用具の使い方
  Cロープの結び方
  D確保点の選び方
  E確保の方法
  F各種の応急搬出担架のつくり方

 段に立つ用具としては次のものがあります。ロープ、スリング、カラビナ、下降器、登島器、確保器、滑車、ハンマー、ハーネス、ヘルメット、手袋、シャベル、その他。

遭難者の搬送

 遭難者の搬送は早急に行うにこしたことはありませんが、かといって遭難者に対する救急処置をないがしろにしてはなりません。

 気道の確保、呼吸の維持、止血、開放創への包帯処置、骨折部の副木固定、ショックの治療、低体温症の治療などがそれです。

 山岳遭難救助を効果的に行うためには、48人くらいの担架の運び手が必要となります。担架としては、かご式担架がよく用いられます。間に合わせの方法で胸骨盤、背骨、頸椎などを骨折した患者を揺り動かして運ぶことは、どんな状況のもとでも避けなければなりません。

 悪天候のために患者を急いで運ぶような場合でも、搬送の条件が満足にそろっていない場合は、樹林帯まで患者をして、十分な物資と人数が得られるまで待機すればよいでしょう。不十分な装備患者を搬送するよりは、患者のいる所で、寝袋、羽毛服、テントなどを荷装した方が容易でしかもよい結果が得られます。

 運び手が10人未満の場合では、成人1人を乗せた担架をスムーズに運搬することはできません。また6人以下ではすぐに疲れてしまいますので、数メートルごとに休まなければなりません。患者の救急処置が完了したら、誰が助けを求めに行くかを決めます。

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